日時：令和６年５月１８日（土）　１３：００～１５：００　

演題：「 ベートーヴェン『第九』世界初演200周年に寄せて 」

講師：徳島大学 名誉教授　石川 榮作 先生

概要：

　今年はベートーヴェン『第九』が1824年5月7日にウィーンで世界初演されてからちょうど200周年にあたります。そこで本講演では『第九』の成立過程と世界初演時の様子を辿るとともに、その後の演奏史を概観しながら、この難曲が現在にまで伝えられているのは、ワーグナーの功績によるものであることを述べていきます。このワーグナーによって『第九』は現在不朽の名曲となり、とりわけわが国では年中ひんぱんに演奏されていますが、その魅力はどこにあるのでしょうか。世界初演200周年の機会に『第九』の真髄とその人気の秘密を探っていきたいと思います。

コロナ蔓延防止の観点から、今期は聴講者定員3０名で開催しています。

参加者のマスク着用は強制しませんが，マスク着用にご協力ください。

現在、聴講申し込み受付中（現在、29名（4/27現在））
（今期の講演会プログラムはこちら）